食べること。それは育てることから始る。日々の業務(農作業)をスタッフが赤裸々に告白(^_^;

南房総横断記 一日目-後編-

時間が空いてしまったが、南房総横断記一目後編を更新。
エコ・ビレッジで食事を済ませた一行は、地元の直売所で夕飯のBBQの食材探し。
今回利用したのは、農産物直売所「なのはな」。
直売所は、地元から商品を仕入れるため、どうしても品数が少なかったり、
季節によって、商品が偏ってしまうことが多い。
しかし、さすがは農業どころのいすみ市。
品揃えは充実していた。
このあたりでとれる米は、いすみ米というブランド米で販売している。
その昔、献上米として使われた歴史もあるらしい。
話は前後するが、いすみ市までの道中通過した鴨川市長狭でも、
新嘗祭で用いられた米を作っている。
地元の文化は、意外と目に付かないものが多い。
リーズナブルな価格で、ちょっと豪華な食材を揃えて、先輩の家に向かった。
先輩の家には夕方五時ごろに到着。蚊がとても多かった。
先輩が借りている家は、昔ながらの小民家といった感じだ。
庭には縁側があって、玄関は簡単な応接ができるつくりになっている。
家は老朽化していたり、庭も荒れ放題だったが、手入れされているところや
草を刈った後があったりと、新生活が始まったという印象を受けた。
人事ながら、ワクワクしてしまった。
先輩の話を聞きながら四人でBBQと考えていたが、
炭に火がつかず、フライパンで焼くことに。
調理は、一番グルメなノハラさんにまかせっきり(汗)
(ノハラさん、すみません!!)
先輩が管理する田の集落は、世間で言う過疎地域だ。
三十、四十歳の働きざかりの世代はほとんどいないらしい。
人が少ないから、夜になると虫の鳴き声が良く聞こえる。
だから、先輩は3日は誰とも喋らない日が続くことがあるらしい。
単身田舎で農業をするということは、孤独との戦いでもあるようだ。
話はそれるが、この集落の付近には、男性同性愛者が集るヌーディストビーチがある。
どこかの国では、同性愛者が住む共同住宅があると聞いたことがあるが、
日本ではそういう文化はまだまだ受け入れられていない。
そういった人たちは、人気のない場所を選んでくるのだろう。
それと、田舎特有のルールというのか、ゴミの出し方に注意が必要だそうだ。
というのも、ゴミをハクビシンが漁りにくるので、前の晩からゴミだしは厳禁らしい。
これも田舎暮らしならではのことだろう。
将来の展望や趣味のことなどシミジミと語り合い、いすみの夜は更けていくのであった。

つづく

                                               仮面ライダータロウ






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