南房総横断記 一日目-前編-
昨日、今日の休みを利用して、僕を含めた三人のスタッフで外房のいすみ市に行ってきた。
いすみ市には、御宿という有名な海水浴場があるが、今回は海水浴やサーフィン目的ではない。
今年から、そのいすみ市にある広大な田を管理することになった先輩の家に遊びに行ってきたのだ。
富津からいすみまで車で2時間と30分の道のりだが、いすみに直行というのも味気ないので、
鴨川市の大山千枚田にちょいと寄り道。
大山千枚田というのは、いわゆる棚田だ。
人里離れた山の中腹部に位置し、とても自然が美しく空気もおいしいし、
道路沿いにもアジサイが咲いていたりと心落ち着く場所だ。
写真に写っている人は、地元の農家の人ではない。バスでやってきた他所の人たちだ。
この棚田は田んぼをやてみたいという応募者によって耕作されている。
(これを、ここではオーナー制度と呼んでいるらしい)
ここ最近、東京都内にも貸し農園ができたとはよく聞くが、ここは山の大自然に囲まれている
というのが、都会の人たちをひきつけているのだろう。
僕たちのとなりには、おそらくスラブ系の人であろうと思われる外国の観光客もいたが、
国外のひとからすれば、この風景がいっそう物珍しく見えていたはずだ。
鴨川市内では、日蓮宗の大本山の一つである清澄寺前を通過。
実は、日蓮宗の開祖日蓮は、鴨川市出身の人らしい。
その影響からか、鴨川(それと富津も)の寺は日蓮宗が多い。
お昼過ぎには、いすみ市に到着。
いすみ市に引っ越した先輩と合流し、郊外にあるBrown's fieldというエコ・ヴィレッジに
昼食をとりにいった。
Brown's Fieldの建物は、高床式のコテージが主体になっている。
周りが田で囲まれているため、湿気が強いからだろうか。
庭は適度に手入れされており、ハンモックがあったり、羊がいたりとで、
とても静かで落ち着いた雰囲気だ。
昔の農家風の古びた倉庫があったが、ここでは風情を感じさせるオブジェになっている。
カフェでは、初めてマクロビオテックというものに挑戦した。
僕が注文したのは、このカレープレートだ。
味自体はとてもおいしいし、ヘルシーだ。(でも、僕としては量が少なかったが・・・)
ちなみに、ここはWWOOFの受け入れ先にもなっていて、僕と同世代であろう女性たちが
作業をしていた。Brown's Fieldは本当の田舎にあるので、療養したいときに行っても
いいところだと思う。
ここまでは、一日目の昼過ぎまでをまとめてみた。
次の更新では、一日目の夕方以降のことを書こうと思う。
先輩スタッフの話を元に、田舎での生活ということが中心になると思う。
(仮面ライダータロウ)
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